枚方宿歴史観光 川と街道と鉄道と、今も発展し続けるハイブリッド宿場町

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旧木南家住宅

鍵屋資料館付近は特に古い建物が残っているエリアなので、昼ご飯の前にちょっと見て行きましょう。

枚方宿問屋役人 旧木南家住宅

江戸時代初期から庄屋と問屋役人を兼任していた木南家の住宅。

1832(天保3)年の建築で、国の登録有形文化財に指定されています。

街道には主屋と蔵が面していて、裏側にも白壁の建物がありました。

古い町屋が2軒続いています。

1階には目が細かい京格子、2階には虫籠窓に袖うだつ、奥に長い京風町屋スタイル。

特に説明がされていなかったので、今も普通に住んでおられるのかもしれません。

割烹 藤

割烹 藤

京阪枚方公園駅の近くにある「割烹 藤」。江戸時代のくらわんか舟で売られていたごんぼ汁を再現され、頂くことができます。

ごんぼ汁とくらわんか寿司セット

ごんぼ汁にお寿司が付いたセットを注文しました。

ごんぼ汁の具材はごぼうに油揚げ、鶏肉。パッと見て味噌汁に見えましたが、味噌ではなく卯の花(おから)だそうです。出汁はかつお節だけで、ごぼうのクセも全く無かったです。乱暴な売り口上とは裏腹に素朴で優しい味でした。

くらわんか鮨はお店の創作寿司で、鰻の蒲焼、きゅうりの塩漬、小鯛の笹漬がのっていて酢飯には菊の花が混ぜ込まれているそうです。鰻と鯛を同時に食べるってどんな贅沢やねん。

今、昼ご飯を食べたばかりですが、この近くにくらわんか舟で売られていたお餅「くらわんか餅」を売っている店があるので、買いに行きます。

割烹 藤 公式ホームページへ

くらわんか餅 巴堂

くらわんか餅 巴堂

くらわんか餅を売っている店は枚方や大阪に数軒あるみたいですが、中でもここは100年を越える老舗。

4ヶ入のくらわんか餅を購入。伊勢の赤福みたいに外側があんこ、中にお餅が入っていました。

赤福と違いちょっと変わった形をしているのが特徴でしょうか(写真を撮り忘れた)。ともかく美味しかったのでオールOK。

次は少し戻って桝形のところに行きました。そこに宿場町とは違う、もう一つの枚方宿の特徴が隠されています。

くらわんか餅 巴堂 食べログサイトへ

枚方宿 枡形

枚方宿 枡形

桝形とは、道はクランク状になっている箇所のことです。宿場町でよく見かけます。

現代的な住宅地になった今でも、枡形があるだけで旧街道の宿場町って感じがしてきます。

枚方宿 枡形

枡形の角には寺があります。1495(明応4)年、蓮如上人の弟子により建立された浄念寺です。今は西本願寺所属となり西御坊とも呼ばれています。

本願寺と言えば江戸時代初期に東本願寺と西本願寺に分かれたことが有名です。

実は浄土真宗本願寺が枚方宿の成り立ちに大きく関係していたのです。街道の南側にある小高い丘の万年寺山にその名残があります。行ってみましょう。

立派な蔵を持つ古い町屋の横には、明治の古地図に記されていた丘の上に向かう道が分岐しています。

実はこの道は、枚方に宿場が出来る前からあったと言われています。

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この記事を書いた人

著者;どらきち。平安京在住の地理、歴史マニア。 畿内、及びその近辺が主な活動範囲。たまに遠出もする。ブラタモリや司馬遼太郎の「街道をゆく」みたいな旅ブログを目指して奮闘中。

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