大野・金石歴史観光① 金沢の美食と経済を支え続けた北前船の湊町、大野・金石を散策(大野編)

目次

大野お台場公園

大野お台場公園
大野お台場公園

お台場といえば多くの方は東京のお台場を思い浮かべると思います。

お台場とは、幕末に異国船が出没する様になった時、防衛のために築かれた要塞のこと。そのため、日本各地に作られました。

その象徴が大野にもあります。

なんとも可愛い砲台が置いてあった。

東京のお台場にある砲台をイメージしてたので探すのにちょっと苦労しました(笑)。まさかこんなに小さいとは。当時から本当にこのサイズだったのだろうか。

金沢藩は武力より芸術に重きを置いていたので、軍事技術が低いままでした。それがこの大砲にも現れているようです。

大野お台場公園
敵艦見ゆ

敵艦隊主力を撃滅せよ!

大野お台場公園

あとメインシンボルとして北前船?をイメージした舞台が池に設置されていました。

池は海水を引き込んでいるらしく、右側にはなんと砂浜も。周りは円形劇場みたいになっていてユニークな広場。

大野川の川港

大野川
大野川

大野にとって超重要な川、大野川。

大野川
大野川

江戸~明治時代には大野川沿いに沢山の北前船が行き交っていました。今は北前船に変わって沢山の漁船が停泊しています。

大野川
大野川

日本海へ注ぐ大野川。金沢付近の海岸は一直線で港に適した入り江や湾が無いため、川港が非常に重要でした。

しかし、これでは狭すぎて、現代の大型貨物船が入ることが出来ません。街の発展には港がかかせないため、新しく金沢港が造られました。

金沢港

金沢港
金沢港

港には巨大なクルーズ船が泊まっていた。

金沢港は面白い場所にあり、先ほどの大野川を少し上流に遡った場所に造られています。

金沢港
金沢港

クルーズ船の隣にはガントリークレーンや貯蔵タンクがあり、旅客港と工業港がやたら近い。

これも川のため、スペースが限られているためです。

金沢港

対岸には石油の貯蔵タンクが並んでおり、川の両岸に港湾施設が立ち並んでいる感じ。

この雰囲気は江戸時代の川港を、そのまま現代にアップデートさせた形といえます。

今も昔も金沢の海岸線が一直線であることは変わらないので、川港の伝統が今も続いていることが感じられます。

金沢港
金沢クルーズターミナル

クルーズ船乗り場には金沢クルーズターミナルがあります。

こういう施設があるので旅客船も出ているのかと思いきや、クルーズ船が寄港するだけで普通の定期便は出ていない様でした。

舞鶴や敦賀から出ている北海道行きのフェリーの寄港地になっても良さそうな気がするのだが、あまり需要がないのだろうか。

金沢港
金沢港 模型

館内にあった金沢港付近の模型。海に流れる直前に川が突然、胃袋の様に膨らんでいます。

ピンが青く光っている部分が元々の大野川の流域だったらしく、それを倍以上に広げています。

島の様になっている箇所に大野お台場公園やヤマト・糀パークがあります。

そこは元々、町が広がっていた為、川を広げることが出来ませんでした。そのため、新しく右側に川を開削したことによって島の様になってしまいました。

地図でみるとこんな感じ。本来の大野川は紺色の部分。

海に面しているはずの金沢に海のイメージがあまりないのが分かった気がします。港に適した入り江を持たないのが金沢の泣き所だったのです。

最後にもう一ヶ所、醤油蔵を見学して、大野巡りを締めたいと思います。

紺市醤油 もろみ蔵

紺市醤油
紺市醤油

紺市醤油も古くからある大野醤油業者で、古くからの工場が残っています。

紺市醤油
紺市醤油 もろみ蔵

かつての醤油醸造蔵をリフォームしてギャラリー&カフェとして営業しているもろみ蔵。

紺市醤油
紺市醤油 もろみ蔵

もちろん醤油などのお土産も売られている。

紺市醤油
紺市醤油 もろみ蔵

高い天井に規則正しい木組み、美しい白壁。

本来はただの工場であるはずの醤油蔵が、カフェとして落ち着いた雰囲気に感じられるのが不思議。

紺市醤油

名物の醤油ソフトクリーム。3月下旬にも関わらず外は雪が降るくらい寒かったが、ここまで来て醤油ソフトを食べずに帰ることは出来なかった。

醤油はきつくなく、しょっぱさも甘さも控えめでバランスが良くさっぱりした感じ。

他の醤油屋さんでも醤油ソフトが販売されているので、食べ比べたら面白いかも。

ただ、この寒さでそんなことをしたらお腹が大変なことになるので、一つが限界でした。

もろみ蔵 食べログサイトへ

紺市醤油

まさか、金沢の市街地から離れた海沿いにこんなに素晴らしく風情のある町があるとは、思いもしなかった。

次は金石の方を巡ってみようと思います。

大野 全体マップ

大野のへアクセス

バス🚌
金沢駅西口から徒歩3分の「中橋」停留所(中橋高架下)より、北鉄バスで約30分。
終点「大野」バス停下車。
北鉄バス 路線バス情報サイトへ

車🚗
金沢駅から車で15分

長文でしたが最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

著者;どらきち。平安京在住の地理、歴史マニア。 畿内、及びその近辺が主な活動範囲。たまに遠出もする。ブラタモリや司馬遼太郎の「街道をゆく」みたいな旅ブログを目指して奮闘中。

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