小豆島・醤の里歴史観光 400年の伝統と風景が息づく醤油の町を巡る

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苗羽地区 町並み

苗羽散策路

醬油蔵から先へ進むと、馬木地区と同じくゆるい坂道になっていた。石垣で作った平地に蔵が建っている。

島宿 真理

また老舗醤油メーカーがあったと思いきや、温泉宿であった。

結構有名な温泉宿みたいで、古民家をリノベーションした建物が人気らしい。

ここも登録有形文化財になっているらしいが、どれがその建物か分からなかった。

島宿 真理 公式ホームページへ

常光寺

常光寺

島宿 真理の先は山に突き当って行き止まりなので、道を曲がり山裾と並行して進む。

しばらく行くと、長い石垣と白壁の向こうにはお堂が見えてきた。

ここは小豆島八十八箇所霊場の第8番札所、常光寺

常光寺 極楽橋

入口の極楽橋の先は、屋根の様な緑の木々に覆われた参道が続いている。

今回は黒い醤油に黒い壁と黒いモノばかり見て来たので、久しぶりに緑はめっちゃ鮮やかに見える。

木々は常光寺桜といって、寺の名前を付けられた特殊な品種。早咲き桜で、2月下旬から3月に開花するらしい

苗羽地区の春の訪れを知らせてくれている。

常光寺 本堂

常光寺は約1200年前に行基上人によって建立。本尊は薬師如来。

弘法大師空海もかかわっているおり、小豆島の寺でほぼ毎回見かける「南無大師遍照金剛」ののぼりが立っている。

外に出てきた。一直線に伸びる道沿いには石垣と白壁、寺の裏側にあたる左側は石積み塀になっている。

石積み塀とその上の瓦葺きの組み合わせは、瀬戸内の寺院でよく見かける様式らしい。

山側を見ると、カーブする道に沿って続く石積み壁、奥にそびえる岩肌が露出した山。これぞ小豆島って景色。

この後は、醬油蔵通りに戻って、坂手港に向かった。

港に行く途中の醬油蔵通り沿いには、まだまだたくさんの醤油メーカーや佃煮さんが並んでいた。しかし、船の時間が迫っていたので、写真を撮るヒマもなく全力で自転車をこぎ港へ急いだ。

醤の郷 旅の足跡マップ

小豆島・醤の郷へのアクセス

小豆島には数カ所の港があり、高松港、新岡山港、日生港、姫路港、神戸港とフェリーで結んでいる。

小豆島へのフェリーは小豆島フェリー、両備小豆島フェリーグループ、ジャンボジェリーがある。
小豆島フェリー両備小豆島フェリーグループジャンボジェリーの公式ホームページへ

小豆島の各港から車での所要時間は「池田港20分」「坂手港5分」「土庄港35分」「福田港20分」「大部港40分」

港から路線バスを利用する場合は、「安田」、「馬木」もしくは「苗羽」下車。

小豆島オリーブバス株式会社 公式ホームページへ

最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

著者;どらきち。平安京在住の地理、歴史マニア。 畿内、及びその近辺が主な活動範囲。たまに遠出もする。ブラタモリや司馬遼太郎の「街道をゆく」みたいな旅ブログを目指して奮闘中。

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